5.I FEEL PRETTY(ウエストサイド物語)       6才

「ア〜イ フィール プリティ〜」(ソシドミ)(G7/C)という何の変哲もないコードとメロディが、魔法の世界へと誘う。音楽ってすごい。その一言に尽きる。この、確率からいったらすごく頻度の高いであろうこのメロディが、何にも似ていない。聴いたことのない世界を作り出している。類似曲なし。
「ウエストサイド物語」のレナード・バーンスタインの曲の数々は、みんな独特なメロディを持つもので、それぞれに魅力的だが、私はこの一曲。

まあその後の展開も、A−へ降りて涙がじわっ。D−へ行ってさらにしんなり。メロディはGだから11thでテンションだけれども、どちらかというと、メロディを尊重したコードづけという感じ。コード変われどメロディ維持という小技として利いている。(こういう「展開が変わっても何かは維持している」、という演出は基本的に好き。まあ、この場合は次にG7になるので、ああ、先取りだったんだな、とすぐわかってしまうけれども。)

「展開が変わっても何かは維持している」といえばペダルトーン。上は変わってもベースは変わらない、というやつ。逆にメロは同じでもコードが1回めと違う、というやつ。こういうのは世の中変われど、自分は(君は)(地球は)(二人の仲は)(自然は)変らない、という悠久の無常感、なんともいえない悲しみを表現していて、好き。下世話な例で言えば、「聖母たちのララバイ」「由紀さおりの今あなたはめざめ、タバコを咥えてるー、というやつ」「ペニーレイン」「I CAN'T TELL YOU WHY イーグルス」「シング カーペンターズ」などなど。)

話題それましたが、「I FEEL PRETTY」はすごいという話。
グダグタ言いましたが、世界的に有名な印象深いところは、Aメロけつの「ミミミミ ミッファッレッ ミーファソッ」というつなぎフレーズでしょうな。これがその後サビに展開しますが。でもなんといっても私は出だしのフレーズが一番好き。


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