6.そり遊び、そりすべりだっけか ?   5才

クリスマスソングみんな好きだけど、その代表格。これを聴くと、理想的なライフスタイルが見えちゃうんですわ。

クリスマス。外は雪山。馬鹿でかいログハウスのロッジではパーティの準備でお姉さんたちは大忙し。子供たちはロッジ前の森の斜面で、そり遊びに夢中。日も落ちると、ランプのだいだい色の暖かい光がロッジの窓にともる。外はブルーの雪山。パーティでは大きなプレゼントの箱。バンド。ボサノバ。こんなイメージが小さいころあこがれだった。この源泉は、白百合と慶応の高校生だった「いとこ」から感じる50年代のアメリカ文化によるものが大きい。また親族でよくスキーにも行っていた。(私も確か5才から滑り始めたはずだが、いまだに大して滑れないまま)こういった環境と、あとは若大将シリーズ。もっと明確なのはそのころ今はなきテアトル東京で見た、「これがシネラマだ」という映画。この中にこんなパーティのシーンがあったような気がする。ボサノバちゅうのは、ゲッツ−ジルベルトのプロモビデオでこんなの見た。雪山ロッジの中でゲッツはカーディガン。ジルはノースリーブにリボンというかわいいカッコでボサノバやってるの。それはずっと後で見たものだけど、イメージ合成した。
まあ、そんなイメージの代表の「そり遊び」ですがなにしろ曲がいい。

まずイントロはドミナントのSUS4で始まる。SUS4も好きなんですわ。
(でも青い三角定規はきらい。ジョニミッチェルのヘルプミーが好き)メロは基本的にドレミソラのペンタトニック。しかしこれにC△ Am Dm G7の循環がついている。ウラメロにシーラードーシーというたまらないmaj7の音が使われている。しかし、表メロはかたくなにシの音は使わない。しかしリズミックなので日本的なものは感じない。このペンタトニックが利いている。イメージはリズミックなペンタトニックのメロが子供の気持ち。バックのmaj7循環がそれを見守る大人の気持ち。
で、見事に先の雪山ロッジのイメージができあがる、というわけだ。
このペンタトニックの魅惑はやはり西部劇のそれ。フィドルね。西部の街、祭りで踊るスクエアダンスの旋律とリズム。ここから来てますね。やはり。
類似イメージとしてはさらに、トニーザイラー主演の映画「白銀は招くよ」。この有名なテーマソングも好きなんだなあ。
(ソドレ ミーミソミーミソミー ソドレ ミーミソミーミファレー やーやっほー)これはペンタではないが、イメージ的にはそり遊びや西部劇とかなり近い。

長くなりますが、この後のサビがまたたまらない。ペンタ、西部劇、トニーザイラーから一転してDmaj7に転調。しかも1−6−2−5のAメロと対比的に、2−5−1−6の逆循環でEm7から始まる。
2から始まる進行大好き。(ALICE IN WONDERLAND、LET IT SNOWなど)そしてモダンでかわいいメロディがAメロのペンタとさらに対比的。Aメロが男の子でBメロが女の子という役回りか。Dmajのあと、ものうげにDmにおりてCに転調。戻るわけだが、このDmのちょっとしたセンチさがこの曲全体を引き締めている。しかしすぐに男の子がしゃしゃり出て、GのSUS4でストリングス大ユニゾン、元気いっぱいのイントロを奏でて、ブレイクも調子よくAメロに戻る。すばらしい。


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