“EL GAUCHO” IN “ADAMS APPLE”
WAYNE SHORTER


JacketIMGまたショーターですがな。いい加減にせい。でも、一番最初に好きになった曲なので。

中学、JAZZ初心者の時、情報源は「スイング・ジャーナル」と、NHKFM「JAZZ FLASH」、FM東京の「アフタヌーン・ジャズ」、ニッポン放送「ナベサダとジャズ」そしてNHKの「ステージ101」だった。

FM東京の「アフタヌーン・ジャズ」は日曜日15時からナカウラ電器提供。大野雄二さんのピアノ弾き語りDJと、笑い声のかわいい水沢有美さん(大学のクラブのA大先輩の奥様になってしまわれました。じかにお話することができてうれしゅうございました。)の楽しいおしゃべりでJAZZを紹介する番組。大野さんのコンセプトで、大変質の良い特集が組まれていて勉強になった。ウイントン・ケリー特集ではみずからピアノでフレーズの歌い方の特長をやって見せてくれたり、ウエス・モンゴメリー特集でみせた渋い選曲、それからミュージシャンのボーカル特集など、面白い企画満載だった。

(もう少し後になるけど、夜の9時ぐらいから同じくFM東京でやってた山下洋輔の番組も相当面白かった。ブレイキーがコーラス数間違える“WeLL You Need’t”、サラが歌詞を忘れて言い訳を替え歌にする”Willow Weep For Me”、テーマにもどるところで一拍多い”Kelly Blue”。などを集めた「JAZZ NG集」とか、アフリカ原住民の歌に無理やり伊藤銀次のギターをかぶせてブルースの起源とする「ブルース研究」。その他三上寛や浅川マキの研究などマニアックな内容のオンパレードで毎週楽しみだった)

で、その「アフタヌーン・ジャズ」で、ある日、テナー特集かなんかやってたんだけど、エアチェックしそこなって終わりの10分ぐらいしか録音できなかった。コルトレーンの”Ballads”から「Say It」が入って、最後にお時間が来るまで、という感じで「El Gaucho」が入った。ショーターのソロの途中まで。結果的にこの2曲に異常に心を奪われた。

コルトレーンの方はほどなくアルバムを手に入れ、十分に接する機会があったが、ショーターの「アダムスアップル」はなぜかなかなか接する機会が少ないまま、何年も過ぎてしまった。

この何年の間が、この曲に対する印象をさらに熟成させた。猛烈なる渇望感。麻薬が切れた時のように(知ってんのか?)かきむしりたくなる曲への愛着。何年かって、正直に言うと30年。それまではTDKの古いテープに入っている、ショーターのソロの途中までしかなかった。しかしまったく色あせてなかったですねー。すばらしい曲です。

なぜか渋谷のジャズ喫茶「オスカー」を思い出す。ジャズ喫茶でよくリクエストしてたからなー。

それにしても変なメロを思いつくなー。(終わりかい)


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